金箔屋本舗Gold Shop

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箔貼の準備と材料の説明

箔貼初心者の方にも分かりやすく、箔貼りに必要な材料とその説明を載せています。 箔貼の手順
箔の貼り方はこちら


金箔
当店で取り扱う金箔には以下の種類があります。

●縁付
昔ながらの製法で、一枚、一枚人の手でカットし作られる純金箔です。
伝統的な技法で作っておりますので、こだわり派に向いた金箔です。
寺院建築、仏壇仏具、各種工芸品等にご利用いただけます。

●断切
純金箔をまとめて断ち切る手法で製造。
工程を簡略化したことにより、縁付と比較すると安価でお求めいただけます。

●純金箔シート
取扱いが簡単なシートタイプの金箔です。
薄くて破れやすい金箔を、フィルムシートに吸着させることで、初心者の方でも簡単に切ったり貼ったりができるようになりました。
金箔を貼り付けた後、シートだけをきれいにはがすことができます。

●純金上澄
純金箔に打ち上げる前段階の、金箔より厚みのあるものを「純金上澄」と呼びます。
金箔よりも厚みがあるので、焼き物や、ガラス工芸などに使用されます。

●金切廻し
純金箔を細かく砕いたものを言います。
大量に細かい物に貼り付ける際に有効な箔です。
厚さに多少ムラがありますので、使用には注意が必要です。

●消粉
純金箔を金切廻しよりも細かく、粉状に加工したものをいいます。
蒔絵や、箔貼りの際に箔が貼れない部分の補修等に、箔と同色の消粉を使用します。
接着剤
かつては接着剤として漆が用いられていましたが、手がかぶれるなど取り扱いの難しいものでした。
「金箔専用接着剤」は、手がかぶれず、取り扱いが楽になっております。

●Zブラック
金箔用接着剤として幅広い用途に活用されています。素地を選ばず使い易いのが特長です。
漆の代用品であり、手がかぶれません。拭き取りタイプ。
専用薄め液が必要です。

●ネオクリヤー
「Zブラック」の透明タイプ。
ガラスやアクリル等、透明な素地に使用しても接着剤が目立ちません。
専用薄め液が必要です。

●石材用Zブラック
石材専用の金箔用接着剤です。
墓石、石材看板、石製モニュメント、石製表札などにご利用いただけます。
専用薄め液が必要です。

●Zブラック箔押用 小物
彫り物、組子等、細部の箔押に最適な、ふき取りのいらない箔押し剤です。
専用薄め液が必要です。

●とれんぞー
2液型接着剤です。
うるし、カシュー、ポリサイト、ウレタン、ポリエステル塗料等にご使用いただけます。 (ガラス、陶器、金属などにも箔押できます。)
しまりが良く、擦っても取れない強い接着力。強い耐候性。
うるし押しと変わりのない箔押しができます。
専用薄め液が必要です。
接着剤うすめ液
当店の全ての接着剤にうすめ液が必要です。

●Zブラック専用薄め液
「Zブラック」「ネオクリヤー」「石材用Zブラック」「Zブラック箔押用 小物(KOMONO)」の薄め液です。

●とれんぞー専用薄め液
「金箔専用接着剤とれんぞー」の専用薄め液です。
保護剤
箔貼り後、保護剤でコーティング加工すると、箔をキズつけず、美しく保護することができます。
仕上がりは、艶ありタイプと艶消しタイプの2種類です。ご使用目的に応じてお選び下さい。

●ガイブ
艶消しタイプ。
超耐候性シリコーン樹脂塗料。
耐候性に優れた箔専用コーティング剤。
屋外の看板や仏像等にご使用いただけます。
※専用薄め液が必要です。

●ソノマンマ
艶消しタイプ。
金箔保護剤「ソノマンマ」は、押し立ての金箔に保護膜を施すことができます。
従来からのラッカー・ウレタン系のコーティングは乾燥に時間を要しますが、金箔保護剤「ソノマンマ」は、アルコール系で作りましたので押し立てに塗布しても大丈夫です。
主に仏壇、工業用製品等、室内での使用向きです。

●スプレー保護剤
艶有りタイプ。
アクリル樹脂スプレーです。保護剤を塗ったことが見て判断できます。
竹箸
素手はもちろん、普通の箸ではなかなか取り扱いの難しい金箔やプラチナ箔を、綺麗につまむことのできる「金箔専用」の竹箸です。
金箔のプロが愛用する、金箔屋本舗もイチオシ★オススメのアイテムです。
特にお勧めなのは大サイズ。
約27センチとやや大きめに感じますが、この大きさが繊細な金箔を絶妙の力加減でつまむのに、最適なサイズなのです。
素地
素手はもちろん、普通の箸ではなかなか取り扱いの難しい金箔やプラチナ箔を、綺麗につまむことのできる「金箔専用」の竹箸です。
お好みの金箔を貼り付ける「素地」を準備します。
木、紙、布、石材の彫刻、焼き物(素焼きのような液体を吸い込むタイプのもの)は、そのままの状態では金箔を貼るための接着剤も吸い込んでしまうため、吸い込み止めの下処理をしてから貼ることになります。
筆
接着剤を塗る際と、金箔を払う際に必要ですので2本用意します。
接着剤を溶く器
当店の接着剤は薄める作業がありますので、器が必要となります。
接着剤を拭く布
接着剤の吹き上げ用に、繊維の残りにくい、乾いた布をご用意ください。
綿
箔押さえの際に、手ではできない柔らかな力で押すため綿をご用意下さい。

箔貼りの基本的な手順などについてはこちらからどうぞ 箔貼の手順